鯉 伝・左甚五郎作
龍門の滝を登る鯉の奔放な勇姿をあらわしており、脇から下がる白麻緒は滝を表しています。
社殿
お社は八坂神社で前面に朱塗の鳥居をたて、山の奥には朱塗の小祠を安置し、ご祭神「素戔鳴尊(スサノオノミコト)」を祀っています。
欄縁・角金具
欄縁は漆塗りに金細工で波涛文様に統一されています。角金具も波涛の細工がされており、房掛けには千鳥があしらわれています。明治22年・23年に名工・村田耕閑によって作られました。
前掛け
16世紀にベルギー・ブリュッセルで製作された1枚の毛綴を裁断して用いたもので、昭和25年に重要文化財に指定されています。
タペストリーの風景部分4箇所を縫いあわせています。
胴掛けと水引
水引の左面はガーランド模様、右面はギリシア神話の神々が描かれています。
胴掛けの左面に描かれているのはアポロン像。
右面は女性が供物を供えている姿が描かれている。
胴掛け両端の飛龍文様は、明朝末から清朝初期の婦人官服を切り付けたもので、絹糸・金糸・孔雀の羽根が作られています。タペストリーに劣らぬ貴重な一品です。
見送り
2m17cm×1m30cmで、外縁は緋羅紗で上端に雲を意匠した半楕円形の大きな飾金具、房掛け金具を隠して二羽の鶴の金具が浮き出て、これに大きい金糸の総角房が附きます。
鯉山では、国・府・市・関係各位のご指導のもとにタペストリーの復元新調事業を進めてきました。
見送り:平成元年
前掛け:平成4年
右胴掛:平成7年
左胴掛:平成9年
左右水引:平成11年


