鯉山の町席は7月13日の朝、室町通りでの山建て準備から始まり、
昼からは町内総出で、町席での重要文化財などの飾りつけを行います。
普段は土蔵等に収納されている数々の懸装品が、17日山鉾巡行の朝、
鯉山の上に飾り付けられるまでの宵山期間に展示されています。

昭和25年(1950)重要文化財に指定されたタペストリーは、
現在、京都国立博物館で保管されています。
巡行では復元新調(川島織物製)されたタペストリーが使用されているので、
宵山の期間中の、町席でしかオリジナルを観ることが出来ません。

他にも、伝左甚五郎作の『鯉』や、鯉山の角金具も展示しております。
また厄除けの「ちまき」、登龍門の「お守り」を授与させていただいており、
鯉山の「手ぬぐい」、竹内栖鳳画・森岡峻山書の鯉山「扇子」
祇園祭の資料等の販売も行っております。

夕方になると大日如来を祀る祠の前では町内の子供たちが集まり、
ローソク売りの童歌を唄いはじめます。
歌の始まりと共に町席内は一気に人で溢れます。